MBA受験体験記 N.N (Full-Time MBA 2018, 通信, 私費)

プロフィール:エンジニアからの転身を経てMBA受験

ハンドルネーム:N.N
属性:35歳(受験時)・私費・工学部(院)・男
職務経験:国内携帯電話会社にてエンジニアを7年間、投資先管理・売却を3年間
海外経験:アメリカ西海岸の子会社にて1年間勤務
出願校:HKUST、CUHK
予備校:YES、E4TG、AGOS、濱口塾

学校選定理由:香港という立地、ファイナンス、人

誰しも受験に際して建前と本音があると思いますが、ある程度本音に近い部分を以下に記載します。

Why MBA

32歳までMBAに全く興味がありませんでしたが、アメリカ在住時に周囲や関わるStartupのCxO等、MBAを取得している人が多かったため意識し始めました。そして、近くの有名校を訪れ、活気がありインタラクティブな授業を前に、自分もこういう環境で世界中の人達とタフに勉強したいと本当に純粋に感じました。また、自分がこのような環境を経験していれば、将来自分の子供にも同様の選択肢を与え易いのではとも思いました。

スキル的なところでは、エンジニアから投資対象を評価する立場に好んでなったため、エンジニアの観点だけでなく、アカウンティング、ファイナンス、マネジメント等を知る必要があり、それらを包括的に学べるMBAが必要だと考えました。

Why HKUST

①新たな場所に住むことで、言語・人・文化・雰囲気等、様々なことが学べるため、住んだことが無い国であること、②ファイナンスに強く、かつそのバックグラウンドを持つ人が多い大学・都市であること、③Campus Visitして行きたいと感じ、在校生に実際に会ってみていいなと感じたこと、からHKUSTを選択しました。また、中国IT都市の深センにも興味があり頻繁に行けるであろうこと、ランキングが高いことも補足理由としてあります。

最後に:興味があるならば決断し、決断したならば必ず受験し切ること

MBAに限らずですが、海外に興味がある人は必ず海外留学・勤務をして欲しいと思っています。環境が大きく変わることで、多くの場合はその後の自分のやりたいことや価値観が変わるからです。家族、年齢、お金、自分のスキル、現在・その後の仕事等、考慮すべきハードルはたくさんあるでしょうが、必ずどこかのタイミングで決断して準備を始めて下さい。

そして、特に海外MBAに関しては、決断したならば必ず受験し切って下さい。私費の方は、諦める理由はいくらでもあります。周囲のためにも諦めた方が良いとすら思えることがあります。ただ、自分が行きたいと思う海外MBAに行って後悔した話は聞いたことがありません。必ず自分と家族の人生にとってプラスになると思いますので、ぜひ信じて頑張って下さい。HKUSTで皆様にお目にかかれることを楽しみにしております!