MBA受験体験記 K.N (Full-Time MBA 2018, 金融, 社費)

プロフィール:邦銀からの社費MBA

ハンドルネーム:K.N
属性:33歳(受験時)・社費・男
職務経験:某邦銀
海外経験:なし
出願校:HKUST、NUS、CUHK、IESE
予備校:YES、Affinity、E4TG、AGOS、濱口塾

学校選定理由(Why MBA, Why HKUST)

入行以来一貫して国内法人営業業務に従事。業務経験も10年を超え、劇的に環境を変えないと成長できないのではと感じていたところ、MBAホルダーの方と知り合う機会があり興味を持ち始めました。

私が勤める会社もアジアビジネスに注力していて、海外で活躍できる人材を求めていたこともあり、社内留学制度に合格しアジアの大学を中心に受験(IESEはダイバーシティが高く、授業も100%ケースで特徴的だったこと、あとは何となくバルセロナという響きがcoolだったので受験しました)。最終的にはHKUSTとNUSで迷いましたが、キャンパスビジットを行い①当初MBAを志望した理由、②ダイバーシティの高さ、③ランキング、④日本人在・卒業生との相性、⑤治安(家族帯同のため)を総合的に考えてHKUSTを選択しました。

受験準備

スケジュール

15年1月〜9月 TOEFL
15年8月~15年12月 GMAT

エッセイ

E4TGのJohnと日本人カウンセラーの木下さんに依頼。

推薦状

 現所属長、前所属長に依頼。

インタビュー対策

 15年12月(GMAT後)からエッセイカウンセラーのJohn、濱口塾のMatthewと練習。その他にベルリッツの短期集中レッスンを受けて練習しました。

インタビュー本番

アドミッションが1月末に説明会のため来日、その際に現日本人学生、アドミッションと2:1で面談。時間は20分から30分程度。オーソドックスな内容。私の場合、面接は1回でした。

キャンパスビジット

受験終了後に他校比較も兼ねて実施。受験する前に行った方が良かったです。あと、HKUSTはオフィシャルなキャンパスビットの日以外は原則授業を見学させてもらえないようですので、注意してください。

最後に

社費での留学だったこともあり、TOEFL、GMAT対策に関しては職場から相当配慮(平日は大抵18時、遅くとも19時までには退社)してもらえました。しかしながら、社内試験合格後初めて受験したTOEFLが50点台(15年2月)、GMAT(15年9月)も500点前半という低い英語力からのスタートだったので試験対策はとても苦労しました。それでも最終的には相応の点数も取れ、出願校からはすべてオファーを頂けましたので、あきらめずに努力することが大事だと思います。とにかく手、頭、耳を動かし続けることが大事だと思います。

また、純ドメの方はこちらに来てからも英語(英会話)で苦労します。実際のところ、日本人以外の学生で英語に苦労している人は殆どいません。やはり自分の思いを100%伝えきれないのは辛いし、授業で教授や、他の生徒が言ったことを理解できなかったりすると本当に惨めな気持ちになります。受験期間のみならず、渡航までの準備期間においても継続的に英語力向上に努められることをお勧めします。

と、少しネガティブな事を書きましたが、こちらに来てから毎日非常に楽しく刺激的なMBA生活を過ごしています。皆さんがそれぞれの志望校に合格されることを願っています!HKUSTに興味のある方は、ぜひキャンパスでお会いしましょう!!