MBA受験体験記 T.K (Full-Time MBA 2019, 金融, 社費)

プロフィール

ハンドルネーム:T.K
属性:34歳(受験時)、社費、出身学部(政治)、性別(男)
職務経験:政府系金融機関 (12年)
海外経験:あり(バンコク・北京留学、マニラ駐在(2年))
出願校 :IESE、HKUST、LBS

学校選定理由(Why MBA, Why HKUST)

・理由は2点。一つは、これまで一貫してインフラ案件のdeb financeに携わってきたが、インフラ投資に関心を持ち、実践的なequity investmentの知見を習得しようと考えたこと。アジアのインフラ開発に必要なのは資金の量ではなく、いかに案件の質を高め、bankableな案件を増やしていくかということであり、そのためにはdebtとequityの双方に通じる必要があると考えている。

・もう一つは、長く経営企画・人事に携わってきたが、より良い組織とは何か、theoryや他企業のgood practiceからヒントを得たいと考えたこと。政府系金融機関という特殊な組織では、欧米の成功例をそのままapplyすることは適当ではない。自らがコンサルとなるための知識と経験を得て、自分の組織に合致する方策を考えたいと思う。

・HKUSTを選択した理由は、①close to mainland China、②strength in finance and technology、and ③reputationの3点。①について補足すれば、香港中銀は、Infrastructure Financing Facilitation Officeを新たに設置し、中国政府の一帯一路構想の実現に向けた協力を行っている。AIIBやBRICKs Bankの創設など、今後中国主導でアジアのインフラ開発が展開する中、アジアのインフラ開発に携わってきた一日本人としてどのようなことが出来るか考えたいと思っている。

出願スケジュール

・留学準備の過程では、GMATは濱口先生、エッセイはEdに大変お世話になった。留学直前は、ロシアを担当していたが、日露関係が盛り上がり、2016年12月の日露首脳会談までは留学の準備は出来ず、2017年1月から本格的に準備を開始。結果として、出願校3校ともに3rd Roundでapplicationを提出。また、事前にキャンパスビジットする時間もなかった。

・HKUSTの面接は2回、オーソドックスな質問であり特段準備は不要。

結びのメッセージ

成長著しいアジアに関心のある方は是非HKUSTに!欧米のMBAとは違った経験が出来るのではないでしょうか。